相変わらずせっぱつまっている(2018年9月の学会にむけて)
学会の参加登録締切、早すぎない?
特に私のやっている分野がそうなのかもしれませんが、9月にあるヨーロッパの学会の締切が2月~3月。 それだけならまだいいのですが、4月には学会紀要やコラボ学会誌の特別号のための締切が来るのです。
9~12月を、ありがたいことに忙しく過ごしていたので、ようやく勉強と分析の時間が取れていますが、いかんせん時間が足りない。昔みたいに14時間ぶっ通しではできないんです・・・今日は9時~12時、昼食、13時~15時、昼寝、16~18時でプログラミングをしてました。
もっと早くに出会いたかった本
私の分野と直接的には関わらないのですが、SCMを扱い、ORをやる人間なので、大変参考になりました。
現代オペレーションズ・マネジメント: IoT時代の品質・生産性向上と顧客価値創造 (シリーズ・現代の品質管理)
- 作者: 圓川隆夫
- 出版社/メーカー: 朝倉書店
- 発売日: 2017/04/07
- メディア: 単行本
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3章 TOC(制約理論):変動を認めたアプローチ
4章 Factory Physics:変動の科学
は、確率を用いたシミュレーションをやり始めたところなので、発展史からの説明が役に立ちました。
本の探し方
私の高校時代の恩師の教えで、参考書選びの時に
大きな本屋に行き、関係ないところも含めて本棚を見てから決めなさい
と
知識は足で稼ぐもの
というものがありました。これは、大きい本屋に行って、自分で調べることを怠るなということです。*1 その時、埼玉の片田舎に住んでいましたので、親同伴で八重洲ブックセンターに行ったのを覚えています。多分あのころから変わっていないと思うのですが、この前八重洲ブックセンターに行ったらなんか印象が違いました。あのころは巨大なビルに見えたので、やはり慣れというのはあるのですね。
話がそれましたが、この教えを思い出したので、ORの棚へ。それから経営系の棚、あとは適当に流し見してますと、経営系の棚の隣の工学系の棚に「品質工学」というカテゴリがあり、きになっていました。
帰って「品質工学」を調べると、ORも使いますし、SCMにも関連していることがわかりました。
専門書は大学の図書館が頼りになります。品質工学の棚に行くと、上述の本を見つけました。2017年の本。 綺麗なままおいてあり、あまり読まれていないのかなあなんて思いました。図書館で誰も読んでいない本を見つけるとうれしいですよね。*2
というわけで、毎回毎回煮詰まった時は、本屋に行って、新しい何かを探しに行くのが常です。 実店舗の良さって、ネットだとキーワードがないと探せないところを、とりあえずぐるっと見るだけで、カテゴライズされた本が目に入ってきて、ひらめきが生まれるところです。*3なくならないでほしいので、これからもお世話になります!