A piece of cake

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人種と私

ちょくちょく海外に出かける私が、よく遭遇するのはちょっとした人種差別のようなものです。

それは私に向けられるものであったり、話題としてもちだされたりとさまざまです。

そういう話題は好きではないので、いろいろと削られてしまうのですが、一番きついのは同世代の女の子からの差別ですね。

アジア人で、かつ私のように無表情が鉄板みたいな人間を一目見ただけで嫌う人はたくさんいます。

7~8年前から海外出張を年数回こなすようになりましたが、最初のときはきつかったですね。

一番びっくりしたのは、同世代が集まっていて、中心にいたチェコの女の子が私をハブにし、一緒のバンに乗せてくれなかったことかな。

年長者のバンに乗れたのでよかったのですが、自分から寄っていかなければおいていかれるところでした。

オーストリア人の子にも嫌われたし、イタリアの子にはからかわれたし、オーストラリア人にも日本なんて誰も気にしない、みたいなこと言われたなあ。かなしい。

男の子にも性的にからかわれたりね、ありますし、年長者でもアジア人とみると相手にしてくれなかったりね。

アメリカは、レストランなどで差別されることが多くあります。大統領選挙のくだりで、教育度合が差別の有無につながっているなあと感じています。

カナダは、最近ちょっとね、よくないかもしれない。中国の移民が増えたらしくて、アジア人に好印象を持っていない様子。

それよりなにより、私は少し見た目が派手なので、同じアジア人で白人コンプレックスみたいなの持っている女の子から嫌われることが多いです。なんでや・・・日本でも同性に嫌われるタイプではあったけど・・・

やりづらいなあ世の中は。

私はいっぱしの日本人で白人コンプを抱えて生きてきていますが、それなりに折り合いをつけてやっています。

同じように教育を受けて、どうしてみんなは自分の内側にいるレイシズムと戦わないのか。

こんなわけのわからないちらかった文書のエントリをかこうと思ったのは、南米にルーツを持つ知り合いの先生が「最高の教育を受けさせている!」と言っている彼の13歳の娘さんに日本なんてだれも気にしない、と言われたのがきっかけです。

まだ13歳だから今後変わっていくと思うけど、移民として暮らしているからいろいろ複雑なんだろうな。思春期だしね。それにしてもその発言には私もちょっと傷つきましたわ。はあ。